最先端の医療機器
最先端の院内設備
シロナユニットハイジーンコンセプト
世界中の歯科診療において、感染予防は重要なテーマになりつつあります。
効果的なハイジーンコンセプトは、管理の行き届いた歯科医院の証であり、また患者さんにとって大きな心配ごとでもあります。術者、スタッフそして患者さんを等しく守るために、デンツプライシロナは、厳しいヨーロッパ基準を完全に満たす感染予防システムを開発しました。
ユニット水洗浄機能
ビルトイン ディスインフェクションシステムは、継続的に消毒を行い、安全性を高めます。適量のデントセプト消毒剤を自動的にトリートメントセンターの水回路に添加し、常に細菌の増殖を抑えます。
システムはDIN EN1717に承認されたサックバック防止機構を備えています。これは水の逆流を防ぎ、交叉感染のリスクを抑えるのに必要な機能です。また、トリートメントセンターは、ドイツ水道ガス協会適用(DVGW)の承認を取得しています。
高性能の医療機器
パウダー・クリーニング最新機種エアフロー
『エアフロー』とは、予防先進国のスウェーデンで使用されている、痛みを最小限に抑えたクリーニング器械です。当院の予防歯科では、このエアフローを体感できます。
CT
当院では世界で最も被爆線量が少ないCTとされるシロナ製のCTを導入しており、治療前にCT撮影を行ってむし歯や歯周病の状態、骨の中までの状態まで詳細に把握します。
歯科用レーザー
むし歯や腫れた歯ぐきの治療の際、歯の根や膿の袋の中の病原菌を死滅させるためレーザーを使用します。当院ではモリタ社製のエルビウムヤグレーザーを採用し、痛みの少ない治療につなげます。
説明用コンピューターソフト
効果的な歯科治療のためにはレントゲン写真、口腔内写真、歯周病検査、虫歯検査などの検査データを一元的に管理することが大切です。当院はデンタルXというコンピューターソフトを使い、治療用の椅子に備え付けのモニターで、患者さまと一緒にその場で確認することができます。
歯科用マイクロスコープ
近年、歯科治療では悪い所だけを確実に削り、健康な歯はできるだけ削らずに残す治療法が主流になってきています。そうした高い精度と確実性が求められる最先端の歯科治療に不可欠なのが、歯科用マイクロスコープを使った顕微鏡歯科治療です。拡大視による治療が可能で、治療部位の封鎖も肉眼よりきれいに行えます。
口腔外バキューム
歯を削ったり補綴物を調整したりするときには、歯の削りかすや金属片、血液、細菌など粉塵がたくさん散ります。当院では粉塵が広がらないように、口腔外バキュームを設置しております。
CAD/CAM
従来、歯の詰め物や被せ物は歯科技工士によって手作業で作成されていましたが、CAD/CAMの導入によって歯の模型計測から整形まで、コンピューター制御によって自動で加工することができます。
口腔内スキャン
当院では口腔内スキャナーを使って印象(歯型)や噛み合わせを確認していきます。そのため印象材の不快感がなく、嘔吐反射の強い方でも安心して歯型の確認が可能です。
手術用ライト
手術用のライトであるポラリス50は、様々な状況下で使用できます。操作性がシンプルなので、迅速な対応を求められる手術に最適です。
ファーネス
ファーネスは歯の被せ物(陶材)を焼き付ける処理を担う機械です。一定の手順と温度管理をコンピューターで制御することができるため、従来人の手作業で行われていた工程の効率化を実現します。
品質も非常に安定しており、土台となる歯にしっかり接合させることが出来る高い適合精度が期待できます。 審美性のムラのないきれいな補綴物は、患者さんにも好評です。
笑気麻酔
笑気麻酔は、鼻から笑気ガス(亜鉛化窒素ガス)を吸引し、リラックスした状態で歯科治療を受けられる鎮静方です。「笑気吸入鎮静方」とも呼ばれます。
笑気ガスを吸入することで不安や恐怖心が軽減されますが、吸入中に意識がなくなることはありません。ウトウトした状態で治療を受けられますので、ときには治療したかどうかも忘れさせる効果があります。歯周病治療に置ける外科的な処置やインプラント治療、親知らずの抜歯などで使用いたします。
滅菌・衛生管理
滅菌レベルの低い器具で外科処置などを行うと、感染のリスクが上がってしまいます。また、処置後の腫れや痛み等のリスクも高くなる傾向があります。
高度な基準で滅菌している器具を使うことは患者さまが「より感染しにくい安全な環境で治療が受けられる」ことになります。
当院では外科器具だけではなく、すべての器具の滅菌レベルを引き上げています。お口の中の環境、治療の質に大きく影響する滅菌・衛生管理は、当院が非常に重要視しているポイントの1つです。
ヨーロッパ基準のシステムを採用
ヨーロッパの歯科は最も滅菌管理が厳しく、滅菌方法が定められています。
東仙台歯科クリニックでは、主に下記の3つのサイクルで、ヨーロッパ基準のシステムに合わせて、患者様に使用する器具の滅菌対策を実施しております。
患者さまが安心して気持ちよく当院へ通院していただけるよう、スタッフ一同努力してまいります。
高圧洗浄と滅菌器
高水準の機器で感染対策
- むし歯や歯周病を治すだけの対症療法では、患者さまの健康を守ることはできません。
- 当院では最新の高性能な消毒器・滅菌器を使用し、器具は患者さまごとにパックに分けて、洗浄と滅菌を徹底しています。
- 空気感染防止のため空気清浄機も導入しています。
【熱水消毒器】ミーレ ジェットウォッシャー
当院では使用済みの治療器具の洗浄に、熱水消毒器ミーレジェットウォッシャー(ドイツ ミーレ社)を使用しています。消毒・滅菌の世界基準である「ISO15883」に規定された条件をクリアし、器具の洗浄・すすぎ・消毒・乾燥を自動的に行うことができる高水準の熱水消毒器です。第三者研究機関によって多数の微生物試験が行われており、高い消毒効果が認められています。
55℃以上の高温になると、感染の原因となる血液や唾液といったたんぱく質は凝固してしまいます。歯医者さんで使用される器具は複雑な構造のものも多いですが、落ちにくい血液や唾液等のタンパク質汚れなどでも、この熱水消毒器の高圧洗浄によって徹底的に洗浄できます。そして、最後のすすぎで水温を93℃まで上昇させて5分間の消毒を行います。
ミーレの特徴
- ☑︎ たんぱく質をしっかり除去し、感染リスクを軽減
- ☑︎ 複雑な機器の外部だけでなく、内部もすっきり洗浄
- ☑︎ 高性能フィルターを通した清潔な空気で温風乾燥
ミーレ/紹介動画
【滅菌器】DACプロフェッショナル
高圧の環境の中で飽和水蒸気をかけて、治療で使用した器具を滅菌するDACプロフェッショナルは、世界で最も厳しいとされるヨーロッパ基準のクラスB滅菌レベルをクリアする滅菌器です。
ヨーロッパの歯科医院ではこのプレバキューム方式とよばれる滅菌器の完備が義務化されています。
インプラント等の外科処置においても「より感染しにくい環境で治療が受けられる」ことになります。滅菌のレベルを引き上げることは口腔内の環境に大きく影響するため、非常に重要です。
中空の製品の残留空気を除去できるクラスBタイプ
滅菌プログラム開始前に、バキュームと蒸気の注入を交互に繰り返し(パルス真空)、被滅菌物内部のすみずみまで蒸気を行き渡らせることにより、従来のオートクレーブではできなかったところまで滅菌。中が空洞のハンドピースの滅菌に適しています。
パルス真空による清潔乾燥
乾燥時には、ドアを開けず0.3ミクロンのバクテリアフィルターを通した清浄な空気の流入と真空を繰り返すことにより、外部の雑菌を入れず清潔乾燥します。タービンのカートリッジやOリングなどを傷めにくく、陰圧と約80℃の熱で低温乾燥します。
【使い捨て】【個別にパック】常に清潔な器具で治療をするために
当院では、コップやエプロンなどのディスポーサブル(使い捨て)を徹底しています。また、ミラーやピンセットは患者さまごとに個別の滅菌パックに入れ、滅菌器にかけており、使用時に患者さまの前で開封いたします。
その他の衛生対策
口腔外バキューム
診療時、口腔内バキュームと呼ばれる吸引機で水や歯を削った粉を吸い取りながら、周りに飛び散らないように処置します。しかし、実際には歯を削る際、歯石を取る際、または被せ物の調整の際、歯の粉や金属片、唾液、血液など、目に見えないほど細かな粉塵が空気中にたくさん飛び散ります。
口腔外バキュームは、口腔内バキュームで取り逃した、さまざまな細菌や汚染物質をすばやく確実に吸い取ります。 口腔内バキュームは診療時に発生する比較的大きな粉塵・粉滴の70~80%を除去しますが、残る20~30%の切削片はすべて2ミクロン以下の粉塵・粉滴となって診療室内を汚染します。
口腔外バキュームを使用すると、その99%以上を取り除けます。 しかし、口腔外バキュームは導入のしにくさもあり十分に普及しているとは言えません。
当院では、治療中に口の外へ漏れる有害な浮遊粉塵を患者さまのお口の外で吸引し、クリニックのスタッフはもとより患者さまの健康を守ると同時に、診療室内をクリーンに保つことを目的とし導入しています。
患者さまごとにグローブの交換
使用する医療用グローブ(使い捨てゴム手袋)は、その都度患者さま毎に交換をしております。
決してお口の中を素手で触ったり再利用することはいたしません。
これは基本的なルーティンワークで、一日で出るグローブの廃棄の量も多いのですが、これをしっかりすることで高い院内感染の防止を実現できます。
院内空気環境
医療用空気浄化装置
メディカルライトエアー
空気中のウイルスを99.95%除去
東仙台歯科クリニックでは、医療機関向け空気浄化装置「メディカルライトエアー」を導入しています。
治療中に発生する目に見えない物質や、来院される患者様が外部から持ち込む様々な有害物質が院内には浮遊しています。時にはそれは治療の妨げや、患者様への不安要素となる場合があります。
メディカルライトエアーは、理想的な空気に浄化して院内空気環境を綺麗にしてくれます。院内全体のウイルス対策・空気感染対策としての効果が期待できます。
消毒液や歯科用レジンのニオイ除去
歯科医院内で感じる特有のニオイに抵抗のある患者様は多いのでは無いでしょうか。
メディカルライトエアーにはHEPA 規格*の特殊な光触媒セラミックフィルター(SBF:スーパーバイオフィルタ)が搭載されています。このフィルターによって、消毒液やホルムアルデヒド等の医療機関特有のニオイを分解、除去します。
飛沫感染・空気感染予防に有効
このフィルターは、粒径0.3μmの粒子に対して99.97% 以上の捕集率を備えております。
- MRSA*除去率:最大99.995%
- インフルエンザA型ウイルス除去率:最大99.995%
以上のデータが第三者機関により確認されています。
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染経路は「飛沫感染」と「接触感染」と言われておりますが、メディカルライトエアーによりキレイな空気環境を保つことは「飛沫感染」を防ぐ上で重要な取り組みになります。
*HEPA 規格とは
日本のJIS規格で「定格風量で粒径が0.3 µmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率をもち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能を持つエアフィルタ」と定められています。
*MRSA:メチシリン耐性黄色ブドウ球菌という細菌
PM0.1も積極的に捕集
PM2.5(粒径2.5μm)の捕集率は99.99%です。また、フィルターの特性では0.1㎛についても積極的に捕集します。粒径0.1μmのさらに細かい粉塵を99.9%の捕集率で浄化し、キレイな空気を院内に送ります。
お問い合わせ先
医院名 | 東仙台歯科クリニック |
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所在地 | 〒983-0824 宮城県仙台市 宮城野区鶴ケ谷 2丁目1−18 |
電話番号 | 022-252-8855 |