総入れ歯の方、多くの歯をなくしてしまった方の選択肢
オール・オン・フォーとは
顎の骨に4本のインプラントを埋入し、上から上部構造を固定する治療法です。
つまりインプラントを1本ずつ埋めるのではなく、複数本のまとまった義歯を、最小本数のインプラントで支える治療となります。
従来の治療方法は、なくなった歯の数だけインプラントを埋め込んでいました。しかし、それでは手術による身体への負担も大きいですし、費用も高額になってしまいます。
オール・オン・フォーならその名の通り、4本のインプラントで12本までの歯を支えることができるので、従来とは違って負担を軽減できる治療が可能です。
オール・オン・フォーのメリット
治療費を抑えることができる
インプラント治療は歯医者によっても治療内容や価格は変動します。そのため、具体的な費用は歯医者で聞くことをおすすめしますが、従来の治療と比較しても価格はほとんどの歯医者で抑えられています。
なぜ費用が安くなっているかというと、治療内容を見てもわかるように、従来の治療は、歯がほとんどない人は何十本も埋め込む必要がありますが、オールオン4は歯がほとんどな人でも4本の埋め込みで済むからです。
治療費をできる限り抑えてインプラント治療をしたい人はオールオン4を検討してみてはいかがでしょうか。
取り外す必要がない
従来の治療は、手術をし、10年程経過したら再び手術をして入れ替える必要があります。費用の負担も大きくなりますし、手術をするたびに身体への負担も大きくなります。
しかし、オールオン4の特徴は1度埋め込んだら取り外す必要がないことです。一回の手術で済ませることができるので魅力的です。
骨の移植はしなくても済む場合が多い
治療を受けたい人によって異なりますが、従来の治療では患者さんの骨の量が少ないと骨移植が必須でした。移植が必要な方は手術での身体への負担は更に増えますし、治療期間も延びてしまうのが当たり前でした。
しかし、オールオン4は前方の顎の骨の部分にインプラントを埋め込む治療方法なので、骨の少ない人でも移植をしないで治療を受けられる可能性が高くなっています。
治療の流れ
術前
STEP1:検査と準備
まずはレントゲン写真・CT検査によって、患者さんの口腔内を画像診断します。
お口の中の型を取り、かみ合わせなども確認しながら、手術後に装着する仮の歯を作製します。
手術当日
STEP2:インプラントの埋め込み
歯ぐきを切開し、インプラントを埋め込む手術を行います。麻酔をしての手術となりますので、手術中に痛みを感じることはありません。ご安心ください。
※ 抜歯が必要な方は、先に抜歯をしてから手術を行います。
インプラントを埋め込んだ後は、しばらく休憩します。
STEP3:仮歯の装着
インプラントを埋め込んだ数時間後には、仮の歯の装着ができます。
お口の状態により、仮の歯の装着が手術翌日以降になる場合もありますが、基本的には1日で治療可能です。
後日
STEP4:最終ブリッジの取り付け
インプラントの埋め込みから約6カ月後を目安に最終ブリッジを取り付けます。強度が高く、美しい仕上がりを実現できます。
STEP5:定期メインテナンス
インプラント治療には、定期メインテナンスが欠かせません。健康的な口腔環境を維持し、インプラントをより長持ちできるようにしましょう。
治療費について
ご希望に合わせたプランをご案内します
※ インプラントの最上部に設置される素材(上部構造)の材質によって、金額が異なります。
- 上部構造
- チタンフレーム
セラミックレジン - 治療費用2,552,000 円
※ 税込表記
※ 調整・保定料込み
- 上部構造
- ジルコニアフレーム
セラミックレジン - 治療費用2,750,000 円
※ 税込表記
※調整・保定料込み
- 上部構造
- ジルコニアフレーム
ジルコニア - 治療費用3,212,000 円
※ 税込表記
※調整・保定料込み
上記プランには、以下の治療費が含まれています。
歯科用CT・精密検査 | 16,500円 (税別 15,000円) |
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サージカルガイド | 44,000円 (税別 40,000円) |
鎮静麻酔 | 71,500円 (税別 65,000円) |
1次手術 | 880,000円 (税別 800,000円)(=4本分) |
2次手術 | 220,000円 (税別 200,000円)(=4本分) |
オール・オン・フォーの主なリスク、デメリット
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一般的なインプラント治療と同様に、外科的治療(手術)によって、専用ドリルで骨に穴をあける工程があります。そのため、骨の神経や血管を傷つけてしまうことのないように手術を進めていかなければいけません。
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当院では、歯科用CTを完備し、患者さんの口腔環境についてより詳細な情報を取得した上で手術が行われます。骨の神経や血管の位置を正確に把握することで、より安全な環境で手術を進めることが可能です。
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定期的なメンテナンスについて
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こちらもオール・オン・フォーに限ったことではありませんが、手術後は定期的なメインテナンスを受けることが必須です。メインテナンスを怠ると、歯肉や骨が退縮しインプラントが脱離してしまうリスクがあります。
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治療費について
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オール・オン・フォー(インプラント治療全般)は保険外診療となるため、一般的な歯科治療と比べると高額になります。
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インプラントによって治療された人工の歯は、直接、骨に支えられています。天然歯により近い状態を作ることができるため、咬む力はかつての自分の歯の時のように力強く骨に伝わります。
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決して治療費は安くありませんが、失った歯がよみがえる喜びと、今後豊かな食生活が送れるようになる楽しみを実現できるよう、精度の高い手術を行えるように努めています。
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